オープンマリッジという言葉が少しずつ広まりはじめ、恋愛の価値観そのものを見直す人が増えてきました。
とはいえ、実際にアプリを使ってみようとすると、「どれが自分たちの関係に合っているのか、正直わからない…」と手が止まってしまう人も多いものです。私も最初は似たような悩みを抱えていて、アプリが多すぎて逆に選べない状態に陥った経験があります。
なんとなく雰囲気で選んでしまうと、オープンな関係に理解のある相手に出会いづらかったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりしてしまいます。
「いや、そんなはずじゃなかったんだけど…」みたいな微妙な気持ちだけを残してアプリを閉じる夜って、誰しも一度はあるんじゃないでしょうか。
だからこそ、アプリごとの利用層や文化、向いている距離感を知ったうえで選ぶのがとても大事です。普通の恋愛マッチングと違い、オープンマリッジでは“誤差”がそのまま大きなストレスに変わることもありますし、逆にフィットするアプリに出会えると驚くほど快適に感じるものです。
そこで今回は、2025年時点で「オープンマリッジと相性がいい」と感じられるアプリを3つ厳選し、それぞれの特性をわかりやすく紹介します。
どのアプリを選ぶべきか迷っている方は、ほんのり肩の力を抜きつつ読み進めてみてください。もしかしたら、あなたの関係性にしっくりくる場所が見つかるかもしれません。
ワクワクメール

ワクワクメールは、昔からある出会い系アプリのイメージを持つ人も多いと思いますが、実はオープンマリッジ的な価値観に寛容なユーザーと出会いやすい場所でもあります。
特に印象的なのは、20代前半は“軽めの出会い探し”が主流なのに対して、30歳前後あたりから一気に「関係性の形にこだわらない」「夫婦のスタイルは色々あっていいよね」といった考えの人が増えてくる点。これは体感ですが、話していても変な壁を作らない人が多く、オープンな関係について説明しても驚かれないことが多いんです。
逆に、最初から勢いよくアピールし過ぎたり、“がっついた雰囲気”を出してしまうと相手の警戒スイッチが一気に入るのもワクワクメールの特徴。軽く様子を見る文化が根付いているので、最初は雑談ベースで距離感をつくるほうが圧倒的に成功率が高いです。
「オープンマリッジに興味がある人」「既存の恋愛の形にしばられないタイプ」「ゆるい関係から様子を見たい人」には特に向いており、アプリのカジュアルさがむしろプラスに働く場面が多いでしょう。
CheckPoint
- 30歳前後からオープンマリッジに理解のある層が増える
- 最初から深い話をし過ぎず、軽く距離感をつくるのが吉
- カジュアル文化のアプリなので自然体で話しやすい
PCMAX

PCMAXは「大人向けアプリ」という印象を持たれがちですが、実際に使ってみると意外なほど幅広い年齢層がいて、話してみると物分かりの良い人が多い印象があります。軽めの出会いだけを求めている層の中に、落ち着いた価値観を持つ人が混ざっていて、その人たちがオープンマリッジへの理解度も高いという感覚ですね。
特に30代〜40代のユーザーは、「結婚観をアップデートしていきたい」「恋愛の形は人それぞれでいい」という柔軟な考え方を持つ傾向が強く、こちらの前提を話しても変に構えられないことが多いです。むしろ「そういう考え方もあるんだね」と興味を持ってくれるケースもちらほら。
注意点としては、ワクワクメールよりも“目的がバラつく”ため、最初の数往復で相手の温度感や方向性を見極めること。焦らず、かといって鈍すぎず、ちょうど良いテンポで会話を進めると、こちらのスタンスに共感してくれる人が自然と残っていきます。
オープンマリッジというテーマに対して、「否定しない」「とりあえず話は聞く」というスタンスの人はかなり多く、自分たちのペースで関係構築したいカップルには相性の良いアプリといえるでしょう。
CheckPoint
- 30代〜40代は特に“関係の柔軟性”への理解が高い
- 目的の幅が広いアプリなので、最初の見極めが大事
- こちらの価値観を落ち着いて受け止めてくれる人が見つけやすい
バチェラーデート

バチェラーデートは「AIが自動で相手を決めてくれる」という独特の仕組みゆえ、オープンマリッジ向きではないのでは?と思われがちですが、実際には“落ち着いて話ができる人”に当たりやすいところが強みです。
アプリの性質上、見た目やノリだけで突っ走るタイプより、ある程度は価値観を言語化できる人が集まりやすいんですよね。話してみると「関係性って一組一組で違っていいよね」と自然に言えるタイプが多く、こちらの前提を伝えたときに拒否反応を示さない人も結構います。
もちろん“恋活・婚活モードの人”も混ざっているので、最初からオープンマリッジの話を直球で投げると、相手がびっくりしてしまう可能性もあります。まずは普通に相手の空気を感じながら、「こういう考えの夫婦もいるんですよね」と軽めに触れるくらいがバランスとしてちょうど良いです。
バチェラーデートは最初から対面なので、文章より“表情と距離感”が伝わりやすく、こちらの誠実さや関係性への向き合い方を見てもらえるのもプラス。丁寧に話せば理解してくれる人は多いので、意外と可能性のあるアプリといえるかもしれません。
CheckPoint
- 価値観の言語化ができる相手に当たりやすい
- 最初は軽めの説明から入り、様子を見ながら深めるのが安全
- 対面前提なので誠実さが伝わりやすく、理解されやすい